ギリギリで生きる

田植えシーズンの後遺症で更新が止まってしまいましたが、また植物を取り巻く環境に関していろいろと頭を悩ませていきます。

これまでのおさらい

以前まで、光ストレスが植物にとってどのような影響をもたらすか。

またそれにかかわる植物ホルモンについて考えてきました。

日々の暑さや寒さ、乾燥などがストレスとなって、それに対応するように体を構築していきます。

野生の植物はもちろん、栽培下にある植物も外的環境に対応するように姿かたちを変化させていきます。

そしてこれから

自然という環境は植物のポテンシャルを発揮しきれないと考えています。

快適すぎる環境はときに植物を弱く育て、過酷すぎる環境はときに植物を枯らします。

農業の役割の一つは植物を「のびのび」ではなく「ギリギリ」で育てること。

それによって植物のホルモンは絶え間なく生産され、予測できない未来の環境変化に備え続けていきます。

そうしてできた野菜は自然が作った野菜よりもタフで、健康で、だから手がかからず、栄養価が高く、おいしいと感じるはずだと考えています。

WILDKRAFTEDの野菜はもちろん、世に出回る作物がそのようになったらいいなと考えて知見を発信し続けていきたいと思います。

ひとまず様々なストレスについてまだまだ得たい情報がたくさんあるので、次回から過去の記憶をたどりながら植物をギリギリで生かせる方法を考えていきます。