植物にとって光は弱すぎてもストレスで、強すぎてもストレスになります。
そんなストレスを受けるときとは…?
天気によっては…
「光が足りない」という状況は、自然界でも意外と頻繁に起こっています。
例えば曇りや雨が続くとき。
春~秋の晴天の光量子密度(PPFD)は1,000以上。
1,200ルクスあたりで光合成効率はピークに達します。
一方、曇天や雨天では、50~100ルクス。
ステート遷移などを使って効率を稼がないといけません。
このように、晴天と雨天では10倍ほどの差が生じています。
葉っぱの陰
他にある状況は、ほかの植物の陰に入った時。
これまでのテーマである苗づくりでは頻繁に起こります。
小さな苗箱にぎっしり撒かれた種。
窮屈に展開する葉どうしが互いに影を作ります。
逃げ道のない葉っぱたちは苗箱の外へ広がろうとしたり、上へ上へと伸びていきます。
これがいわゆる「徒長」。
葉や根を作るエネルギーを後回しにして頂芽優勢で成長し、他株との光獲得競争で勝利を勝ち取ろうとします。
しかし上にだけ伸びた株は茎も弱く、倒伏の要因となります。
このように光の充足を知るためには、植物の様子というのが良い指標になります。
では、光が足りないと植物はどんなリアクションを見せるのでしょうか。


