根と共生した菌、
根圏微生物・菌根菌・根圏バクテリア
などは、じつはかなり強力に土づくりに加担しています。
むしろ、植物単独よりも 根+共生菌のチームの方が土壌構造を育てる力は圧倒的です。
生物接着剤
菌や根圏細菌は、ネバネバの生物接着剤(グルー)を分泌します。
- グルコプロテイン(グルマリン)
→ 菌根菌が作り、土粒子を接着して団粒を作る接着剤のひとつ。 - 多糖(バクテリアが分泌)
→ 団粒を安定化させる。
なかでも植物の生育・団粒構造・土壌炭素の蓄積において、グルマリンほど影響力の大きい物質はほとんどありません。
まるで土を編むかのように構築される団粒構造の核のようなものです。
グルマリンって何?
正式には Glomalin Related Soil Protein(GRSP)
腐植の多くは実は微生物由来の炭素と言われますが、グルマリンはその代表例。
土壌中で非常に安定し、数十年残る炭素源です。
グルマリンは菌根菌の菌糸の外壁(菌糸鞘)から分泌され菌の細胞壁を保護し、乾燥ストレス・機械的ストレスから守るために分泌されると言われています。
つまり 菌が生きるための「バリア」がそのまま土壌構造の材料にもなっているということです。
菌根菌のエネルギー源は植物の光合成産物に依存。
今まで土づくりは「有機物の投入」がメインだったけど、
健康な植物の根っことそこにつく菌が必要ってことか…


