最強の免疫活性

人間はもちろん植物にも免疫系というものが存在します。

病気や害虫から身を守るというごく当たり前のシステムは、

農薬の使用や、「虫が食べた野菜はおいしい」

といった言葉足らずの宣伝文句によって忘れ去られてしまいました。

健康な野菜には、

病気にならない抵抗の強さ、虫に食べられない頑丈さがあります。

(ただし、食味をよくする品種改良や、異常気象といった形質・環境要因によって農薬の一時的な使用が避けられない場合があります)

健康な野菜を作ることが大切なのは言うまでもないですが、

免疫力をさらに高めるとされている方法があります。

それが

「草生栽培」

-雑草と育てること-

他種間で化学物質をやり取りさせたり、意図的に雑草に傷をつけることで「周りのみんな防御しろ!」と植物コミュニケーションを促すことができます。

これを

「抵抗性誘導」

といいます。

自然界ではごく当たり前に行われていて、食害など、傷害をうけた植物が香りを通じて、仲間にシグナルを伝え合っているのです。

草が生えていない畑は管理が行き届いている証。

でも雑草をあえて残し、刈り払って野菜を強くするのも、植物の力を引き出す栽培に大切なこと。

自然界の相互作用を活かすのがWILDKRAFTEDの栽培。

刈り払いを終えた畑は、青い草の匂いが広がり、

植物のコミュニケーションでいっぱいなのです。