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ホルモンと塩

焼肉のお話ではありません。 意思を持つかのように自由に動きたがっている根。 その自由度をコントロールするホルモンは、やはり「施肥」という行為によって制限されていきます。 そしてホルモンは土壌中の養分濃...
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意思を持つ「根」

栄養のバランスを保ちながら施肥をするにはどうすればいいの? いろいろな相互作用を見ていくうちにそんな疑問が出てきました。 そこで考えていきたいのは、植物の根の自律性です。 意思を持つような根の動き 人...
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苦い土と書いて

前回まで、細胞という工場内でのチアミンの役割についてみてきましたが、実際にはチアミン単体でこの仕事をすることはできません。 チアミンをはじめとするビタミンは様々なミネラルの力を借りて、ようやく力を発揮...
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代謝の渋滞

前記事の通り、激しい運動による疲労の主な原因は、ATPの分解過程で大量に発生する水素イオンH⁺ による細胞内の酸性化です。 チアミンがここに効く! チアミンは「解糖系」という工場でできたピルビン酸とい...
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1から始める。

「ビタミンB1」 チアミンとも呼ばれる、疲労回復などに役立ち、特定の植物の成分と結びつくことでさらに強力な「アリチアミン」になる重要な栄養素の一つです。 チアミンをよりよく理解するために、まずその効果...
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有機と化成どっちがいいの?

肥料は大きく分けて「有機肥料」と「無機肥料」があります。 有機は英語にすると「Organic (オーガニック)」。 化学的意味合いとしては炭素を骨格とする化合物ということになります。 反対に無機は「I...
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苗半作を考える

先日の記事で触れた「苗半作」という言葉。 誰が言ったのかわからない農業的格言。 意味としては、苗の良し悪しが収量や品質といった出来を半分左右するということ。 しかし植物において苗の時代はせいぜい15~...
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太陽にどう向かうか

植物はそれぞれ太陽光や環境に対して適応するべくユニークな葉の形状・展開角度・葉序角を持つよう進化してきました。 展開角度 直立型 葉が上向きに立ち上がる(茎に対して角度が小さい) 例:イネ(密植に強い...
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太陽を使いこなす

これまで、「植物の栄養価低下」は、今日の栽培によるストレスが要因であり、菌とのパートナーシップを利用する環境を整えることでそのストレスも緩和できるということを見てきました。 ミネラルや水分は植物の生育...
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ストレスケア

過酷な環境の記事の続き。 菌根菌が植物のストレスを軽減することについて触れてきました。 今回はそれぞれのストレスに対して、菌根菌がどの様なアプローチでストレスをケアしていくのか見ていきましょうあ。 物...