ネギにビタミンを与えたら、根が増えて、葉が多く残って、コンパクトな形になった。
こんな結果を得ることができたのが、前回までのお話。
身近な植物の分類
これまでイネとネギを見てきましたが、これらの植物にはある共通点が。
イネは「イネ科イネ属」に分類されていて麦だけでなく、とうもろこしや竹などの仲間。
ネギは「ヒガンバナ科ネギ属」に分類されていて、玉ねぎやニンニクなどの仲間になります。
そしてこれらの植物はすべて「単子葉類」
その特徴は
・子葉(最初に出てくる葉)が一枚
・葉脈が平行
・茎の中にある維管束が散在
・根がひげ根
これらの特徴は、ヤシ科、ラン科、ユリ科、サトイモ科などすべての単子葉類で共通しています。
そして「単子葉類」の反対は「双子葉類」
双子葉類の特徴としては
・子葉が二枚
・葉脈が網目状
・維管束が輪状
・根が主根と側根
これらの特徴をもつ植物はさらに多種多様で
バラ科、マメ科、キク科、アブラナ科、ナス科、ブナ科などの植物が属しています。
分類の違いがもたらす資材の効果
単子葉類と双子葉類では、肥料や農薬などの効き方に違いがあると考えられています。
特に除草剤では、単子葉類のイネ科には安全で双子葉類の雑草だけを枯らす水田用除草剤はその性質を利用した典型です。
形質の違いによって資材の付着性、吸収効率、酵素の働きが変わってくるため、ビタミンなどの生理活性物質にしても輸送、代謝が異なってきます。
というわけで、今まで単子葉類のイネとネギに散布していたビタミンを、
双子葉類の「そら豆」に散布し結果をみていきたいと思います。


