ドカドカ、パラパラ

新年一つ目の記事で触れた、

自然が持つ

「希釈」と「徐放」

という役割。

私はそれこそが、農業を営む人間にとって唯一、自然が生み出す好循環のプロセスに立ち入ることができる部分であると考えています。

あえていえば、それ以外は悪循環に繋がると考えます。

ただし肥料や農薬の施用がいけないということは全くなく、

「希釈」「徐放」を知ることで、

重要な技術になると考えています。

一度にor少しずつ

肥料の施用について考えてみると、

成分量は同じでも「一度に施用」するのと、間隔をあけて「少しずつ施用」するのでは肥効は変わると考えられます。

根は浸透圧によって水分と肥料分を吸いあげるため、土壌中の成分濃度が濃ければ、吸いあげる際にエネルギーが多量に必要になります。

そのため植物はそこへ根を伸ばさず、土中の水分によって薄くなるまで補給をストップするというような省エネな判断をします。

少しずつの施用であれば濃度は薄いまま保たれ、根は成分を求めるように伸び、成長を続けることができます。

これは「希釈」「徐放」の施肥における一例です。

他にも、栽培では様々な面でこの考え方ができます。

次回はまた別の視点から。