種から根が出て、芽が出て、光合成が行われるようになると、
菌と共生して、グルマリンが出て、団粒構造が形成する。
このような流れを見ていきました。
この流れは「生きている植物が行う土づくり」
再現するためには、土づくりのために植物を育てる必要があるということです。
土づくりに効果が高い植物とは?
上記の流れでは、「光合成」という言葉が大きなポイントでした。
前回の記事では、植物の光合成産物が菌の栄養になり、グルマリンを形成する。
ということに触れてきましたが、
光合成効率が高い植物は土づくり効果が高い。
ということが見えてきます。
光合成効率が高い植物、つまりC4植物です。
C4植物
C3(一般的な植物)とC4植物の環境に対する違いを以下にまとめてみます。
| 項目 | C3植物 | C4植物 |
| 主な作物 | イネ、ムギ、ダイズ、ジャガイモ | トウモロコシ、ソルゴー、サトウキビ |
| 得意な環境 | 比較的涼しい場所 | 暑い場所、水が少ない場所 |
| 光合成効率 | 暑くなるとロスが多い | 暑くてもロスが少なく、高効率 |
| 水の使い道 | 効率は普通 | 少ない水で CO₂ を効率よく集められる |
C4植物は「暑くても」、「水がなくても」、といった一番光が強い時期の光合成をサポートしてくれるという特徴を持っています。
これには光呼吸やCO₂濃縮という機能が関わってくるのですが、長くなりそうなので割愛…
再び上の表を見てみると、C4植物としてトウモロコシがあがっています。
背が高くなるC4イネ科植物。
他にはソルゴーやサトウキビ。いずれも人の背丈を越える植物です。
地上部が大きくなれば、光合成量が増えて、菌が増えて、団粒構造ができる。
緑肥や、栽培品目としてC4植物を用いることの影響力はまだまだあります。


