そら豆にビタミンを散布した結果を見る前の予備知識として、
身の回りにある植物は、どんな形をしているのか注目してみたことはありますか?
普段から野菜や雑草を見ていると、ツンとした葉っぱを伸ばし、ほかの植物よりも有利に日光を受けている植物があったり、反対に地を這うように伸びていく植物がいたり…
どうしてそのような形をとる必要があるのでしょうか?
植物の光獲得戦略
植物にとって欠かせない「光」。
土の中の栄養と共に、ほかの植物と競合する要素の一つです。
そのため、何とかほかの植物よりもたくさんの光を獲得しようと、個々の戦略を持っています。
直立葉型(イネ科):高密度で群落光合成を最適化。
複葉型(マメ科):葉角度の可変性で環境適応。
ロゼット型:低空間での効率的な光獲得+資源独占
受光体勢
以上の中でマメ科はとてもユニーク。
イネ科と大きく異なり、「可変的な葉の姿勢(leaf movement)」を持っています。
これは光の強さによって、葉の角度を調整する能力です。
強光条件では小葉を立て、日射過剰や高温ストレスを回避。
曇天や低光下では小葉を水平化し、光合成を最大化します。
マメ科の植物は、季節や時間によって、葉を開閉できるということです。
人にも、植物にも「良い姿勢」があるわけですね。
そんな予備知識を踏まえて…
次回、「そら豆にビタミン」。結果!


