種から始める土づくり

自然は「土を作る」という機能をもっています。

植物にとっては自らの生息域を広げるためであり、

土壌微生物にとっては環境を変化させ、植生の遷移による自らの栄養摂取を効率的にするためではないかと考えています。

自然のサイクルに習って

が芽吹き、

を伸ばし、

が茂り、

をつけ、

やがて枯れ、堆積し、

また種が芽吹く。

この中、というか「地下」にある植物が行う「土づくり」を見ていけば、

いつ、どんな資材を土づくりに用いればいいのかわかってくる気がします。

土づくりのスタートはどこから?

芽が出る前、「種」の段階から、種子表面や胚乳には微生物が生息しています。

そして発芽後に、本格的な共生が始まります。

発芽して根が伸び始めると、植物は以下を分泌し始めます。

  • アミノ酸
  • 有機酸
  • ストリゴラクトン(菌根菌へのシグナル)
  • フラボノイド(根粒菌へのシグナル)

これらは根圏に微生物を呼び込み、選別する仕組みが作動します。

つまりこの段階から植物と、微生物による「土づくり」が始まるのです。