悪いのはどっち?

「砂糖は体に悪い」とは の記事の続き。

「砂糖が糖尿病を引き起こす」

なんて見方が語られることもしばしばですが、

それはあまりにも単純化しすぎているようで、砂糖にとっては名誉棄損も甚だしいところ。

糖尿病は言い換えれば糖の代謝の問題

高血糖は摂取した糖が細胞に取り込まれず血液中にとどまる状態。

高インスリン血症は高血糖を抑えようとインスリンが分泌され続ける状態。

インスリン抵抗性は細胞がインスリンの働きに対して鈍くなる状態

このようなプロセスで様々な問題が引き起り、糖尿病をはじめとする多岐にわたる病気リスクがふえるわけですが…

これって糖という「燃料」が悪いのではなくて、

それを燃焼させる糖代謝=「エンジン」の問題なんじゃない?

また砂糖に含まれる果糖(フルクトース)なんかはブドウ糖(グルコース)と違って血糖値を直接的に上昇させることが少ないので、インスリンの分泌を強く刺激することはありません。

さらに果糖の摂取による中性脂肪合成→脂肪肝 を見てみても、中性脂肪にもタイプがあり問題になるのはいつだって酸化されやすい脂肪酸だったとき。

果糖が合成するのはほとんどが飽和脂肪酸です。

糖尿病だからといって吸収できなかっただけの糖をやり玉にあげるのは、さすがに無理があると思うのです。

だから次は「燃料」ではなく「エンジン」に焦点を当ててみていきたいと思います。

次回に続く