栽培

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苗を地獄送りに

今まで植物に取って理想的な培土を試行錯誤してきましたが、 それは立派な苗を作りたいから。 というわけではありません。 むしろ私たちが理想と考えるのは葉っぱが小さく、しおれてもはや枯れる寸前。 そんな「...
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腐植酸資材 IN 培土

ここまでの苗環境についての話を整理すると、 成分濃度の濃い市販培土は、根の伸長を妨げる可能性があります。 そのため市販培土に加えて次の資材を添加する必要があります。 太く強い根を作るため、比重の重い赤...
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鉱物資材 IN 培土

苗環境で、肥料濃度は濃いと地上部は生育しますが、根の伸長を阻害し、 薄いと根の伸長は促進されますが、絶対的な養分不足をもたらします。 このトレードオフは、培土の保肥力を向上させることが解決のキーになる...
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官能基のジレンマ

いいことづくめのように見える「ニトロ腐植酸」。 しかしニトロ腐植酸が持つメリットが状況によってデメリットになることもあります。 むき出しの手 官能基が多いということは、化学反応の場になりやすくなります...
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ニトロ腐植酸

天然の腐植酸を硝酸で「酸処理」すると改質した腐植酸が得られます。 その中で、ニトロ基「-NO₂」が結合した腐植酸を 「ニトロ腐植酸」といいます。 大量の手を持つ腐植酸 ニトロ腐植酸の特徴は、 官能基の...
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フリーな手

Na⁺/K⁺で置換されている腐植酸は、低分子になります。 しかし官能基がNa⁺/K⁺で手が塞がっているため、肥料をつかむことはできません。 そのため、さらなる処理をして官能基からNa⁺/K⁺を外して手...
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肥料をかかえる

バーミキュライトなどの鉱物資材や、腐植酸などには「保肥力」というものがあります。 保肥力の程度を 「CEC(塩基置換容量)」 という数値で表し、数値が高いほど肥料をつかんで離さず、与えた肥料を長持ちさ...
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強い根鉢を作る

軽量培土のように貫入抵抗値が極端に低いと、根は土の粒子を押し退ける苦労がなく、最短距離で外側へ伸びようとします。 壁に突き当たった根は、壁に沿って進むという楽なルートを選びます。 その結果、根鉢は土を...
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ドカドカ、パラパラ

新年一つ目の記事で触れた、 自然が持つ 「希釈」と「徐放」 という役割。 私はそれこそが、農業を営む人間にとって唯一、自然が生み出す好循環のプロセスに立ち入ることができる部分であると考えています。 あ...
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BioMass

土中や、潅水中、肥料から吸収したケイ酸を細胞内でガラスに変えて、 やがて枯れるときに土中にガラス構造を残す。 イネ科C4植物の特異な能力について触れてきましたが、 続いては、その 「バイオマス・有機物...