培土MIX

苗環境について掘り下げていましたが、要点は「希釈」「徐放」

強い根鉢を作るために貫入抵抗性を高め、培土を重くしても、成分濃度が濃すぎていると根鉢を作るどころか伸長を停止します。

つまり成分濃度が薄く、比重が重い資材を適切に厳選する必要があります。

培土は何でできている?

培土はメーカーによって配合はまちまちで、ベース培土、通水、保水、保肥材などの組み合わせからなっています。

どの培土も混和は推奨されていませんが、専用培土をより理想的な環境にするように資材の特徴を見ていきます。

資材名貫入抵抗性成分含有量特徴と役割
田土・黒土非常に高い多い天然のミネラルや微量要素が豊富。
赤玉土・鹿沼土高いほぼゼロ粒径が様々。
バーミキュライト低〜中わずかに含むマグネシウムやカリウムを少量含む。保肥力に優れる。
ピートモス低いほぼゼロ繊維質でフカフカ。
パーライト極めて低いゼロ通気性は抜群。
ココピート低いわずかに含むカリウム等を含む場合がある。

基本的に成分含有量は田土・黒土以外はほとんどゼロです。

そのため、それら以外の培土をつかっていて成分表記があるものは成分を添加されているので要確認です。

これらの資材の組み合わせによって市販の専用培土が構成されています。

培土を重くするには?

市販の培土のように均質に肥料成分を添加することは難しいです。

なので専用培土からは肥料成分の恩恵を得て、重量を大きくするために赤玉土系を混合します。

  • 専用培土 比重0.5~0.7
  • 赤玉土 比重0.8~0.9

専用培土と、赤玉土の割合を変えていくことで、比重を変えていくことができます。

  • 専用培土↑ 比重↓
  • 赤玉土↑ 比重↑ 

しかしこの関係は肥料成分とのトレードオフが生じています。

  • 専用培土↑ 肥料成分↑
  • 赤玉土↑ 肥料成分↓

肥料成分がある程度薄まることは大事ですが、苗という環境に限っては根域が制限されているので成分の絶対量の不足は、苗の生育に影響を及ぼします。

他にも肥料成分が薄いことによって根の生育と肥料の吸収効率が上がる分、肥料面での工夫が必要です。

どのようにアプローチしていけばよいのかを考えていきます。