前回、易分解性炭素が「果実」と「塊根」に、難分解性炭素が「幹」や「枝」に含まれていることを見てきました。
このように考えると、あらゆる有機質資材が
「易」分解なのか「難」分解なのか、おおよそ分けることができるようになってきます。
米糠・ふすま・大豆かす
例えば「米糠」、「ふすま」、「大豆かす」。
それぞれ「稲もみ」、「小麦胚芽」、「大豆」といった穀物の「種皮」や「胚芽」に当たります。
これらはCN比が10程度と低く、有機肥料や発酵促進剤として利用されています。
成分を見てみると、セルロースと共に、デンプン、オリゴ糖、食物繊維など比較的分解されやすい炭水化物で構成されています。
つまり「易」分解性炭素。
「果実(種皮や胚芽)」≒易分解性炭素
は割と良い線いってる気がします。
稲わらとオガクズ
では次に「稲わら」と「オガクズ」
それぞれ、植物の「茎」や「幹」を構成しています。
これらはCN比が80以上と高く、土壌改良剤として利用されています。
構成成分はセルロース、ヘミセルロースとリグニン。
分解速度が非常に遅く
「難」分解性炭素。
竹は「難」で、油粕は「易」、生ごみは「易」で、新聞紙は「難」
あらゆる物質の特性が見えてきたところで、いよいよ栽培に活かしていきます。


